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ヒツジ no イッピツセン

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年頃の女性がお尻にできた粉瘤で大騒ぎ その6 - ステロイド副作用と、2つの形成外科

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旅行から戻った翌日からのゴールデンウィークは、まさに「家で寝て過ごす」でした。
普段はそんなことはできない性分なんですが、ここぞとばかりに家で寝て過ごしておりました。

粉瘤の腫れは、ステロイドと抗生物質の服用から3日経過時点ではさほど変化なく、4日目をすぎるあたりから少しだけ腫れが治まってきたような気がします。
ただ、 赤みが減ったかわりに黒味がどんどんと増して きています。

水膨れを破ってからの変化

旅行中にできた粉瘤の水膨れを、翌日に少し切って水を出してみました。
これ、本当に 靴擦れのような感じ でした。
薄い皮が浮き、なかに水が溜まり、少し切ってなかの水をだすとぺったんこになり、皮が2枚の状態です。

薬の効果で変化がでたのか、水膨れを破ったからか、この後から少しづつ腫れが収まり始め、痛みも「座ったり触れなければ、ずっと痛い状態」ではなくなってきました。
もちろん触れると激痛ですよ。
ただ、何もしないで横になっている若しくは直立していると痛みはそれほど感じません。歩いたりすると、それは衝撃になるし、服が触れるので痛いです。

処方された薬の効果かと聞かれると、私にはよくわかりません。
検索していると、抗生物質等の投薬にはなんの効果もないと公言されるかたもいて、でも実際に同じような投薬をされているかたも多くいます。
粉瘤そのものには効果がないけれど、周辺の炎症への効果があるのか?と解釈しましたが、それもどうなんでしょうね。
ちなみに後日最終的に私が受診することになる形成外科の先生は、投薬での効果には完全否定派で、患部消毒や乾燥もさせない湿潤療法を全面的に取り入れている先生でした。

おさまり始めた粉瘤と、見守るスタイルの皮膚科医院

腫れと痛みのピークは連休前中でしたから、そこからはなんだかんだで少しずつマシになってきています。
結局、私の粉瘤は恐ろしいぐらいに腫れ上がりましたが、水膨れから水を出した以外は、膿が爆発することも絞り出すこともありませんでした。
常に 「爆発したらどうしよう」 といった恐怖感はありましたけども。

連休が終了し、はやり混雑している皮膚科医院へお尻を見せに行くと、また遠慮なく揉まれて涙目に。
今回はちゃんと覚悟していたので叫ぶことはなかったけど、それでも「いだだだだだだだ」とは呻く。

先生に、水膨れが破れたと説明すると「ちょっと上の皮だけ切っとくから、あとはこれ軟膏塗ってガーゼ貼っとき」で終了。
皮だけ切るとか言って、実は粉瘤切ったり絞ったりするんじゃないだろうかとドキドキしていたら、小さなハサミで本当にショリショリと切り取られただけでした。

前回と同じ薬を処方され、軟膏を処方され、はいまた来週で終了です。
どうやらこの皮膚科医院は、 あくまでも見守るスタイル のようで、この後も数回の通院がありますが、結局その都度同じように投薬されて終了でした。それでも少しずつではありますが、確実に痛みと腫れは治まっていきました。

4回目の通院が経過し、5月も下旬になると、粉瘤もずいぶん治まり、押し込んだりしないかぎりは痛くありません。
粉瘤部分は全体の広さは9センチ×5センチぐらいあるのですが、浮き出た腫れは2センチもありません。
絞ることも爆発することもなく、元水膨れ部分にはっきりと現れていたニキビのような箇所から少しずつ 体液のような水のような薄い膿 がでてきていたぐらいで、検索などで噂に聞く「超臭いクリーム色の膿」ではありませんでした。

6月の上旬には、粉瘤部分はペッタンコになり、最後の1週間は投薬回数を減らして「腫れたらまた来て。あんまり触らんと、日頃から石鹸でよく洗っとき」通院終了です。
腫れと痛みが出てから治まるまで、約1ヶ月半かかりました。

粉瘤は最終的に腫れはなくなりましたが、7センチ×5センチほどの 色素沈着を残して 眠りにつきました。黒ずんだ感じになったというか「この部分が腫れ本体だった」というのは見てわかります。
腫れがひどかったときにもっと広く感じたのは、周囲が炎症していたということだと思います。

ステロイドの副作用

ステロイドと聞くと、副作用がどうなのといったイメージがありました。
これまで服用したことがなかったので尚更、あまり詳細を知らずにイメージでの見解です。

結論のみを言うと、あくまでも 初回に服用中の5月初旬時点では、眠気が増す、全身の倦怠感、多少の胃の不快感程度です。
そしてお尻以外の肌の調子はすこぶる良いんです。
体の肌全体がなんだかモチモチとはりのある状態になり、顔なども小じわが減っているような状態で、おどろきました。

私は乾燥肌なほうですから、うるおい不足な痒みや小じわが気になることも多いのですが、そういった部分にうまく働いたのかもしれません。
単純に「なんかすごい薬やな、尻に粉瘤と痛いのさえなけりゃベスト肌やんこれ!」と関心しきりです。

あくまでも、このときは、です。

繰り返しになりますが、初めての服用中にはさほど辛い副作用はありませんでした。
投薬期間が伸び通算で6週間の服用になるのですが、それが終了し 薬を服用しなくなった後の副作用 は、私がこれまで経験したことのないものでした。

頭痛、耳鳴り、倦怠感、顔を含む全身に発生した蕁麻疹や吹き出物とその部分の痒み、です。
頭痛他の副作用は、 頭痛薬の服用もあまり効果なく昼夜問わず辛かった ですが1週間ほどで少しずつ治まり、蕁麻疹・吹き出物とその痒みは10日間ほど続き、数箇所は夏までの数ヶ月は続き、 その跡もいまだ残っています。

薬効高く患部への治療には良い薬なのだと思います。そうでないと処方されずに普及もしないでしょうし、全てが悪者ではないはずですから。
ただ、 効果が高い分だけ、患部以外への副作用も高くなる のだと思います。
きちんと医師の指示に従い服用し、投薬がなくなる際も徐々に減らしていくものでしたが、それでもこの薬には良くない印象が残ります。

「ステロイドをやめると悪化する」「リバウンド」といった言葉があるのにも納得しました。

形成外科での手術を検討

もう二度と、こんな痛い思いはしたくないです。
薬で辛い思いもしたくないし、肌も荒れさせたくないです。

粉瘤を摘出手術する病院 を探しました。
通院した皮膚科医院で切ってもらえるのならそれでいいかなとも思いましたが、「切るなら形成がいい」といった意見もいくつか見かけたのと、皮膚科医院のお爺ちゃん先生が怖いので、手術となると一気に自身への緊張感と恐怖感が増すので、他の病院を探してみました。

ひとつは、地元の形成外科。
粉瘤手術の処置例なども公開し「早めに受診してください」と親身っぽいホームページだったのに、いざ受診してみたら女医曰く「術後は数日は入浴禁止なのと、化膿しやすくなるので夏は手術はしません、秋以降にやります。15センチほどの切開手術です。それまでに腫れがひどくなるのならまずは様子を見ます」とし「念のために抗生物質を2週間分処方しておきます」と、処方薬と軟膏代含め診察代金約5千円で帰される。
切開は怖いから考えたいのと、薬は要らんと言ったのにと、いくつか思うところはありましたが、処方された薬は飲むこともなく、二度とこの病院には行かないでしょう。

粉瘤の駆け込み寺をみつけた

もうひとつは、まだ腫れのひどいときにも検索して見つけていた都会にある形成外科。
電車なら乗り継ぎ1時間弱、車なら高速を使って40分ほどでしょうか。
通院となると遠くなるのでどうしようか迷っていたのですが、上記の形成外科を受診したモヤモヤ加減に吹っ切れました。
遠くても良いから行ってみる!納得できるところを探す!と、翌日午前に有給をとり早速受診しました。

この病院では、上記に少し記載した湿潤療法を治療に取り入れた先生で、手術方法も切開ではなく、まるくパンチで穴を開ける「くりぬき方法」での手術です。傷跡も縫わずに当日からシャワーも可能。手術当日と翌日は連続日での通院が絶対なのと、その後は数日毎に数回で終了とのことでした。
これまでの2名の先生とは違い、いろいろと丁寧に説明してくれるし、私の話も聞いてくれる 先生でした。
こう書いてみると当たり前の話 ですが、この当たり前ができていると感じない先生が多いってことなんですよね。

もうね、救世主に感じました。前日に不安感で折れた心が立ち上がります。
結果的には、このとき(6月下旬)の私の粉瘤は、まったく腫れも中身も詰まっておらず、へこんでいるぐらいの状態で、いま手術をしても袋が剥がれなくて残ってしまいやすいために、この時点での手術はおすすめされませんでした。

先生曰く、腫れているときのほうが袋が浮いていて剥がれ易くて手術がしやすいといいます。
一番腫れているときに来ればよかったのにと言われましたが、あの腫れ当時には手術される余裕なんかありませんでしたので、病院自体は検索で見つけていましたがそんな気になれなかった。

今後「少し腫れてきたぐらいのとき」に来院し、手術をしましょうとのことで落ち着きました。診察代も2千円弱ほどです。

この日までで、この年初夏の、私の尻の粉瘤騒ぎは一旦終了です。
同年の数ヵ月後に再び粉瘤騒ぎに見舞われるのですが、その時は粉瘤を摘出する方向へ動き出します。


なにかあったときに、また辛いことにならないようにできる 安心感 って凄いです。
次に腫れたらあそこに行けばなんとかしてくれる!、もうあんなに痛くならない!っていう安心感です。
結果だけで並べると前日の形成外科もこの日の形成外科も「今は手術しない」なんですが、中身がまるで違います。

この時ほど「病院は自分が納得できるところを選べばいい」と思ったことはありませんでした。